私の病気と仕事のこと。About my work & my illness.

私は、大学卒業後からずっと勤めていたオーダーメイドジュエリーの会社を今年の5月に退職しました。

理由はご存知の方も多いと思いますが、一昨年くらいから持病の潰瘍性大腸炎が急激に悪化して、会社員として働くことが難しくなったからです。

潰瘍性大腸炎(UC)とは、炎症性腸疾患(IBD)の一つで難病に指定されていて、現代の西洋医学では完治しないと言われている原因不明の病気です。「寛解」という病状が安定している状態を維持するために、ステロイドや免疫抑制剤などの薬でコントールします。内科治療で効果が得られない場合、最終手段として外科治療(大腸全摘出)します。

私の場合、コントロールがなかなか上手くいきませんでした。

今は、プログラフ(タクロリムス)という免疫抑制剤で寛解導入しているところで、病状は比較的落ち着いています。

当時、会社側は、不安定な私の病状に対して理解を示してくれました。上司も私の意志を尊重してくれました。とてもありがたいことです。

しかし、この3年間くらい何度も何度も入退院を繰り返しているうちに私の心が折れました。

普通に生活することすらできなくて、頑張りたいのに頑張れなくて、この先病状がどうなるのかも分からなくて、全てが嫌になってしまいました。

それでも、私を必要としてくれる人々のために私にできることをやろうと思い、この先の自分の生き方について考えるようになりました。

この病気と一緒に生きていくために、自分らしく生きていくために、どうしたらいいのか。

I believe that i can live with this disease.


遂に、退職してフリーで働こうと決めました。フリーなら、会社員と違って自分のタイミングで仕事ができるからです。

会社員だった頃の私はずっと自分を井の中の蛙だと思っていましたが、結果的に外の世界で自分の力を試すチャンスを得ることにもなりました。

「あなたの技術はどこでも通用する。自信を持ちなさい。」と上司は言いました。

様々な人との出会いと今までの努力のおかげで、多くの人から仕事をもらえるようになりました。今までどんなに辛くても真面目に頑張ってきて良かった!!と初めて思えました。

「タガネが使えて、いい物を見分ける力があれば、ブレない仕事はどこでもできる。」という上司の言葉を胸に、これからも精進してまいります。


I was retired worked long company.Because my disease(UC) was worsening.

Ulcerative colitis is incurable disease.The doctor said, "does not cure."

At that time,the company gave me to understand the situation to me.Boss respected my thoughts.That was happy.

But my heart was weakened,because I was hospitalized many time.

I had lost the hope to live.

However,I wanted to live for people who need me.

"I believe that i can live with this disease."

Finally,I decided to be a freelance. Boss said to me "Have confidence in your technique".

Now,a lot of people give me a job.I believe the words of the boss,I'll do my best.





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