伝統工芸。Traditional Japanese metal crafts.

今日から10月4日(火)まで開催されている「金工鹿島和生・貝絵平出宏行 父子二人展」と、10月3日(月)まで開催されている「第63回日本伝統工芸展」を観てきました。

鹿島和生さんとは、東北芸術工科大学の卒展(東京展)で初めてお会いしました。お話がとても面白くて、伝統工芸の職人さんのイメージを良い意味で裏切るユーモアのある方です。

布目象嵌の作品を作っている方だという事は知っていましたが、実際に作品を拝見するのは今日が初めてでした。
また、私は学生の頃に布目象嵌について勉強はしたけれど、やった事はありませんでした。
一口に布目象嵌と言っても様々な表現方法があります。その1つ1つをご本人に解説して頂いて、とても勉強になりました。
その昔、彫金家と布目象嵌の職人は全く別々だったそうです。そのくらい、専門的で奥の深い技なのです。

布目象嵌は理屈がきちんと分かっていれば出来ると和生さんはおっしゃっていました。
そして私は石留めも同じだなぁと思いました。理屈を正しく理解していれば、難しい事はないのです。あとは慣れです。

和生さんのお話を伺って作品を拝見して、布目象嵌って難しそうだけど楽しそう!と思いました。

和生さんのお父様の作品もとても素敵でした。色鮮やかな貝絵は見ていて、うっとりしてしまいます。
日本画と言うと掛け軸などの地味なイメージがあったのですが、あの美しい貝絵も日本画なのだと知って感動しました。是非、実物を見て欲しいです。

伝統工芸展では、作品数が多いので金工の作品をメーンに見ました。
桂先生の作品がとても可愛いかったです。今まで以上に小さくて細かくて、またその小ささが作品の雰囲気に合っています。あれは、大きかったら可愛くないと思います。
本当に可愛いくて、しばらく身を乗り出して眺めていました。
こちらも、写真ではなくて実物を見て欲しいです。


From October 4 (Tuesday) has been held to "metalwork Kazuo Kashima shellfish picture Hiroyuki Hiraide father and son two people Exhibition" today, is being held until October 3 (Monday), "the 63rd Annual Meeting of the Japanese tradition Crafts Exhibition "and I was viewing.
To say that the weft inlay to bite there are a variety of representations. Kazuo explained the details to me.
Kazuo said, "weft inlay is easy if you know reason is properly".
I thought it was the same as it is also stone setting.
Simple when properly understand the theory. After necessary thing is experience.
Kazuo's father works also very nice. Colorful shell picture is really beautiful.
Since the traditional craft exhibition is a large number of work, I saw mainly the work of the metalwork.
Work of Morihito Katsura is very cute.


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